仕事を辞めたい。
でも、お金がない。
そう思うと、退職後の生活費や家賃、スマホ代、保険料のことが気になって、なかなか動けませんよね。
「今の仕事はもうつらい」
「でも、辞めたら生活できないかもしれない」
「貯金がない自分が悪いのかな」
そんなふうに考えながら、今日も無理をして会社に向かっている人もいると思います。
ただ、本当に見つめたいのは「お金がないこと」だけではありません。
もしかすると、あなたを苦しめている一番の原因は、お金ではなく今の仕事そのものかもしれません。
この記事では、仕事を辞めたいけどお金がない人に向けて、苦痛な仕事を続けるリスク、退職時に確認したいお金、会社に言えない時の選択肢を紹介します。
あわせて、転職を10回以上経験してきた私の視点から、「お金がないから辞められない」と思い込まないための考え方もお伝えします。
仕事を辞めたいけどお金がない時は、まず本当の悩みを見つめる

仕事を辞めたいけどお金がない時は、「本当に困っていることは何か」を一度見つめてみることが大切です。
もちろん、お金の不安は現実的な問題です。
家賃も生活費もありますし、次の仕事が決まっていなければ、退職後のことを考えて怖くなるのは自然なことです。
ただ、お金のことだけを見ていると、「辞めたい」という気持ちをずっと後回しにしてしまうことがあります。
本当は今の仕事が限界なのに、「貯金がないから」「次が決まっていないから」と自分を押し込めてしまう。
そんな状態が続くと、心も体もどんどん疲れてしまいます。
貯金がない不安より、今の仕事が限界なのかもしれない
貯金がないから不安なのではなく、今の仕事を続けることが限界だから不安が大きくなっている場合があります。
仕事がつらい時は、何を考えても悪い方向に進みやすくなります。

朝起きた瞬間から気分が重い



休日も仕事のことが頭から離れない



会社の人から連絡が来るだけで、胸がざわつく
そんな状態なら、「お金がないから辞められない」と考える前に、今の働き方が自分に合っているのかを見直してもいいはずです。
もちろん、勢いだけで退職するのは不安が残ります。
でも、苦痛な仕事を続けながらお金の心配だけをしていると、判断する力まで落ちてしまいます。
まずは、「自分は本当にこの仕事を続けたいのか」「それとも、もう離れたいのか」を分けて考えてみてください。
嫌な仕事を続けることが自分を苦しめることもある
嫌な仕事を続けることは、お金のために必要な我慢に見えて、結果的に自分を苦しめることがあります。
よくあるアドバイスでは、「次の転職先を見つけてから辞めた方がいい」と言われます。
たしかに、それができるなら安心です。
収入が途切れにくく、退職後の生活も考えやすくなります。
ただ、今の仕事で心がすり減っている人にとって、働きながら転職活動をすること自体がかなり大変です。
仕事で疲れ切って帰宅し、求人を探し、履歴書を準備し、面接を受ける。
頭では分かっていても、そこまで動く余裕が残っていない人もいますよね。
その状態で「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込むと、ますます動けなくなることがあります。
苦痛が強い仕事なら、無理に続けることだけが正解ではありません。
早く気持ちよく働ける環境に移ることも、自分を守るための大切な選択です。
お金がないから辞められないと決めつけなくていい
お金がないからといって、仕事を辞める選択肢を最初から消す必要はありません。
大切なのは、「今すぐ辞めるか、ずっと我慢するか」の二択で考えないことです。
給料日まで待てるのか。
有給が残っているのか。
未払いの給料や残業代はないのか。
退職後に使える制度はあるのか。
会社に直接言えない場合、代わりに連絡してもらう方法はあるのか。
こうした選択肢を知っておくだけでも、「辞めたいけど動けない」という状態から少し抜け出せます。
貯金が少ない時ほど、完璧な準備をしようとすると動けなくなります。
まずは、退職に向けて使えるものを知ることです。
そのうえで、自分に合う進め方を考えていきましょう。
次の仕事や生活費を待っている間に、心が限界になることもある


「転職先が決まってから辞める」
「半年分の生活費を貯めてから辞める」
どちらも無難で、間違った考え方ではありません。
ただ、それができる人ばかりではありませんよね。
今の職場にいるだけでつらい人にとっては、退職を先延ばしにする時間そのものが大きな負担になります。
だからこそ、お金の準備だけをゴールにするのではなく、今の自分がどこまで耐えられるのかも考えてほしいです。
転職先を決めてから辞めるのは無難だが、誰にでもできるわけではない
転職先を決めてから辞めるのは安心ですが、今の仕事がつらい人にとっては簡単ではありません。
仕事を続けながら転職活動をするには、気力も体力も必要です。
求人を探す。
応募書類を書く。
退職理由を考える。
面接日程を調整する。
採用担当者との面接を受ける。
どれも、心に余裕がある時なら進められるかもしれません。
でも、毎日会社に行くだけで精一杯の状態なら、転職活動まで手が回らなくても不思議ではありません。
「次を決めてから辞めるべき」と分かっているのに動けない。
そのことで自分を責めてしまう人もいるでしょう。
でも、動けないのは甘えではなく、今の仕事でかなり消耗しているサインかもしれません。
転職先を決めてから辞める方法が合わない人もいます。
その場合は、退職後に動く方法や、サポートを使いながら進める方法も考えていいと思います。
半年分の生活費を貯めるまで我慢するのはつらい
半年分の生活費を貯めてから辞めるという考え方もありますが、つらい仕事を続けている人には重すぎる目標になることがあります。
生活費をしっかり貯めてから辞められれば、それは安心です。
でも、貯金がない状態から半年分を貯めるには時間がかかります。
その間も、今の仕事に行き続けなければなりません。
上司と顔を合わせる。
苦手な業務を続ける。
休みの日も次の出勤を考えて気が重くなる。
そんな日々を何か月も続けることが、本当に自分のためになるのかは考えたいところです。
お金を貯めることは大切です。
でも、心身を削りながら「お金が貯まるまで我慢する」だけになると、退職する力までなくなってしまうことがあります。
必要なのは、完璧な貯金額ではなく、今の自分が動ける現実的な方法を探すことです。
大切なのは、早く気持ちよく働ける環境に移ること
大切なのは、苦痛な仕事にしがみつくことではなく、早く気持ちよく働ける環境に移ることです。
もちろん、どんな仕事にも大変なことはあります。
でも、毎日つらい気持ちで働き続ける状態と、納得できる環境で働いて給料をもらう状態では、心の負担がまったく違います。
今の仕事を辞めたい理由が、人間関係なのか、仕事内容なのか、労働時間なのか、会社の雰囲気なのか。
理由は人それぞれです。
ただ、今の職場があなたを苦しめているなら、そこから離れる方法を考えてもいいのではないでしょうか。
「お金がないから辞められない」と思っている時ほど、本当は早く環境を変えた方が前に進めることもあります。
私自身、転職回数は10回以上あります。
なかには、仕事内容が合わず、1か月ほどで退職を決めた会社もありました。
その時に将来が不安ではなかったかというと、もちろん不安はありました。
それでも早く見切りをつけたのは、「ここで長くやっていこう」と思えなかったからです。
苦手な仕事を任されたこともあり、数日働いた段階で「これは自分には合わない」と感じました。
そこから「ああ、早く辞めたい」「もう嫌だ」という気持ちを抱えたまま働き続けるのは、自分にとってよくないと判断しました。
周囲からは「もう辞めるの?」と言われたこともあります。
でも、私の人生の責任を取るのは私自身です。
きつい言葉を言う人がいても、その人たちが自分の人生を代わりに背負ってくれるわけではありません。
転職を10回以上経験してたどり着いた「複利」の考え方
ここで少し、「複利の法則」という考え方にも触れておきます。
複利の法則とは、簡単に言えば「小さな積み重ねが、時間とともに大きな差になっていく」という考え方です。
お金の世界では、増えた利益がさらに次の利益を生むという意味で使われますが、仕事や人生にも似たところがあります。
嫌だ、つらいと思いながら働き続けることは、マイナスの複利を積み上げるようなものだと感じています。
下の画像は、複利の法則がプラスに働いた場合とマイナスに作用した場合の比較図です。


このように比較すると、毎日の小さな我慢が積み重なることで、自分の能力や前向きな気持ちまで削られていくのが想像できますよね。
一方で、自分の力を出せる環境に身を置けると、行動するエネルギーも戻ってくるのです。
つまり、前向きな行動を積み重ねられる場所に移ることは、時間が経つほど大きな差につながります。
当たり前ですが、人生は有限です。
どうせなら、お金のためだけに苦痛な仕事を我慢するのではなく、今ある時間を無駄にしないために、できることを少しずつ前に動かした方がいいのです。
次に、少し私の習慣をお伝えします。
それが「ジャーナリング」です。
一度、ご自身の手帳やノートに次の3つの問いを書き出してみてください。
- 本当はどうしたいのか
- 1年後、どんな状態になっていたいのか
- その状態に近づくために、今できることは何か
このように、自分の内側に質問を投げかけて書き出すと、頭の中だけで考えるより思考が整理されます。
人生で今日が一番若い日です。
退職は終わりではありません。
次に気持ちよく働くための一歩として考えていいと思います。
無理に同じ場所で耐え続けるのではなく、自分に合う場所を探してもいいのです。


上の画像は、私の手帳の1ページの写真です。
自分の状態をセルフチェックすることで、新しい気づきが得られます。また、気持ちの整理にもなるので、紙に書き出すことは、ほんとうにおすすめです。
仕事を辞める前後に使えるお金を確認する


仕事を辞める前後には、手元に入るお金や、自分で用意できるお金を一度確認しておきましょう。
ここで大切なのは、不安を増やすために細かく計算することではありません。
「辞めたら何も入ってこない」と思い込まず、今の自分が使えるものを整理することです。
退職時には、最後の給料、有給消化中の賃金、未払い分の給料や残業代などがあります。
また、自宅にある不用品を売って手元のお金を増やしたり、条件を満たせば失業手当や傷病手当金などの制度を利用できたりする場合もあります。
全部を完璧に準備する必要はありません。
まずは、自分に関係しそうなものから確認していきましょう。
未払い給料や最終給料を確認する
退職する時は、未払い給料や最終給料がいつ支払われるのかを確認しておきましょう。
仕事を辞めると、すぐに収入がゼロになると思ってしまう人もいます。
でも、働いた分の給料は、退職しても受け取れます。
最終給料がいつ振り込まれるかは、会社の給料の締め日や支給日を確認しておきましょう。
たとえば、月末締め・翌月払いの会社で月末に退職した場合は、退職後に最後の給料が入ります。
残業代、休日出勤分、立替金などがある場合も、見落とさないようにしたいところです。
確認したいのは、次のような内容です。
- 給料の締め日
- 次の給料日
- 最終給料の支給日
- 未払いの残業代
- 立替金や交通費の精算
- 退職時に返すもの
こうしたお金を見ておくと、退職後すぐに必要な金額を考えやすくなります。
細かい計算が苦手なら、「次にいつ、いくらくらい入るか」だけでもメモしておきましょう。
有給が残っているなら使えるか見ておく
有給が残っているなら、退職前に使えるか見ておくことも大切です。
有給を使えれば、出社せずに退職日までの期間をつなげられる可能性があります。
その間の賃金が発生するため、手元のお金が少ない人にとっては大きな支えになります。
もちろん、実際にどう使えるかは勤務先の状況や残日数によって変わります。
ただ、「どうせ使えない」と最初から決めつける必要はありません。
有給が何日残っているのか。
退職日までに使いたいと伝えられるのか。
退職代行を利用する場合、有給の希望を会社に伝えてもらえるのか。
このあたりは確認しておきたいポイントです。
お金がない時ほど、有給は大切な選択肢になります。
退職後の生活費だけでなく、出社しない期間を作るためにも、残っている有給は見ておきましょう。
家にある不用品を売って手元のお金を増やす
貯金が少ないなら、家にある使っていない物をお金に変える方法もあります。
たとえば、着なくなった服、読まなくなった本、ゲーム、家電、趣味の道具などです。
フリマアプリを使えば、自宅にある不用品を出品できます。
これは、今日すぐにできることです。
もちろん、出品した物がすぐに売れるとは限りません。
それでも、何点か売れれば、食費やスマホ代など退職後の生活費の足しになるかもしれません。
「お金がないから何もできない」と考える前に、一度家の中を見渡してみてください。
今は使っていないけれど、誰かにとっては価値のある物が眠っているかもしれません。
不用品を整理することで部屋もすっきりしますし、退職後の生活を考えるきっかけにもなります。
失業手当や傷病手当金などの制度も判断材料になる
失業手当や傷病手当金などの制度も、退職を考える時の判断材料になります。
失業手当は、退職後に再就職を目指す人の生活を支える制度です。
ただし、退職すれば誰でもすぐ受け取れるものではありません。
雇用保険の加入期間、退職理由、求職活動の状況などによって、対象になるかどうかや受け取りまでの流れが変わります。
体調不良で働くことが難しい場合は、傷病手当金についても確認したいところです。
こちらも、病気やケガで仕事に就けないこと、給与を十分に受け取れないことなど、一定の条件があります。
制度の判断は人によって違うため、最終的にはハローワークや加入している健康保険の窓口で確認してください。
この記事で伝えたいのは、「制度があるから安心」ということではありません。
お金がないから辞められないと決める前に、自分が使える可能性のある支援を知っておくことが大切だということです。
会社に言えないなら退職代行に相談する


会社に直接言えないなら、退職代行に相談する方法もあります。
ここまで読んで、「お金のことは少し分かった。でも、そもそも会社に辞めると言えない」と感じた人もいるかもしれません。
上司が怖い。
引き止められそう。
退職を伝えた後に出社するのが気まずい。
人手不足だから言い出せない。
そんな状態なら、退職代行という選択肢を知っておいてもいいと思います。
退職代行は、会社への連絡を代わりに進めてもらうサービスです。
自分だけで退職を切り出すのがつらい人にとって、退職までの心理的な負担を減らす手段になります。
退職代行は会社への連絡を代わりに進めるサービス
退職代行は、自分で会社に退職を伝えるのが難しい時に、会社への連絡を代わりに進めてもらうサービスです。
退職したい気持ちはある。
でも、上司に言う場面を想像するだけで苦しくなる。
電話もメールも怖い。
そんな時に、会社とのやり取りを自分ひとりで抱え込まなくてよくなります。
退職代行を使う人は、退職の意思が弱いわけではありません。
むしろ、辞めたい気持ちは固まっているのに、会社とのやり取りが負担で動けなくなっていることがあります。
大切なのは、会社と直接話すことではなく、退職の意思を伝えて、必要な手続きを進めることです。
自分で言えないなら、代わりに連絡してもらう方法を使う。
それも現実的な進め方のひとつです。
自分の状況で使える支援を無料相談で聞いてみる
自分の状況でどこまで対応してもらえるか知りたいなら、退職代行サービスの無料相談を使ってみるのもひとつの方法です。
たとえば、確認したいのは次のようなことです。
- 会社への連絡をどこまで任せられるか
- 自分に直接連絡が来た時はどうすればいいか
- 有給の希望を伝えてもらえるか
- 退職書類や貸与物はどうすればいいか
- 後払いで利用できるか
- 退職後の転職サポートはあるか
ここで注意したいのは、公的制度の受給可否を退職代行だけで判断しないことです。
失業手当や傷病手当金については、ハローワークや健康保険の窓口で確認する必要があります。
一方で、退職代行の無料相談では、会社への連絡方法や退職までの流れ、支払い方法、退職後のサポートなどを確認できます。
「自分の場合でも使えるのか」が見えると、動き出すきっかけになります。
後払いと転職サポートがあるJobsはこんな人におすすめ
今すぐ料金を払うのが難しく、退職後の仕事も不安なら、後払いと転職サポートがあるJobsを見てみてください。
Jobsは、会社への連絡を代わりに進めてもらえる退職代行サービスです。
今すぐまとまった料金を払うのが難しい人でも、後払いで利用できるのも特徴の一つです。
また、退職後の転職サポートも案内されています。
詳しくは、無料相談で聞いてみるとよいでしょう。



辞めたいけどお金がない



会社に言うのがつらい



辞めた後の仕事も不安
この3つが重なっている人にとって、Jobsは見ておきたい選択肢です。
ただし、後払いには条件があります。
転職サポートがあるからといって、希望通りの仕事が決まると約束されるわけでもありません。
申し込み前には、後払いの条件、会社への連絡範囲、退職後のサポート内容を確認しておきましょう。
Jobsが向いているのは、次のような人です。
- 今の仕事がつらく、できるだけ早く離れたい
- 上司に退職を伝えるのが苦しい
- 引き止められると断れる自信がない
- 今すぐ料金を払う余裕が少ない
- 退職後の転職サポートも気になる
- 退職までの流れを早めに具体化したい
仕事を辞めたいけどお金がない時、必要なのは「もっと我慢すること」だけではありません。
今の仕事が本当につらいなら、辞める道を探していいと思います。
未払い給料や最終給料、有給、使える制度を確認しながら、会社に言えない場合は退職代行という方法も知っておくと選択肢が広がります。
そして、今すぐ料金を払うのが難しい人や、辞めた後の仕事も不安な人は、後払いと転職サポートがあるJobsを確認してみてください。
苦痛な仕事を続けることだけが、正解ではありません。
少しでも早く、気持ちよく働ける環境に移るために、今の自分に合う進め方を探していきましょう。
▶︎一人で悩まず、Jobsの無料相談を利用する。








